補助輪   作詞・作曲 / 大須賀拓也  編曲 / DINOSAUR OF COWARD

夕焼けの公園
ひとりきり傷だらけ
鳥たちに笑われて
負けるもんかと空を睨む
そしたらもう夜になった
また明日も頑張れと
気休めにもならないような
言葉を吐いて夕陽は消えた

乗っていた自転車
後ろには補助輪
君がいないと僕は
真っ直ぐ進む
事すらできない
教えてくれたのは
そうだ君だった
誰かを信じる大切さを


次の日も公園
ひとりきり泣きそうだ
助けなんかいらないと
意地っ張りの日暮れ時
今日はまだ明るいぞ
まだ少しはやれるかも
「怖がる事はないよ
君はもう
前に進めるんだよ」

乗っている自転車
補助輪は外した
君が居なくても僕は
真っ直ぐ進める
ようになりたい
いつの頃からだろう
思い出せないや
支えられるという事が
急に恥ずかしくなったのは


乗っている
進んでる
僕はもう大丈夫だよ
ありがとう
一人じゃここまで
来れなかったよ
最後にもう一度だけ
君と一緒に走りたい
君がいたから僕は
大事な事を思い出したよ

幼い頃からも
これからもきっと
誰もが誰かに
助けられている
ねえ
教えてくれたのは
いつも君だった
誰かを支える
その優しさを


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