AM 作詞・作曲 / 大須賀拓也  編曲 / DINOSAUR OF COWARD

TVの向こうで見えてる景色を僕はまだ知らない
そこで流されてる涙の本当の意味もまた知らない

僕が思う程僕の中身は単純じゃないから
根も葉も無い感情論は受け付けないようになったんだ

どうして?何の為?返事はもう来ない
疲れたフリして目を閉じた

白か黒かで迷う時代の中
泳ぐ僕達はボーダーライン
優しさに慣れたらここへおいで
抱き締めてあげるよ 離れないように

誰にもすがる事なく歩き出せる命など無い
無論望んだままの姿で生まれ来る命もまた無い

僕が思うより僕の体は気持ちに正直で
流したくもない涙が流れてしまうんだろうな

そうじゃない 聞こえる?返事はしないで
目を開ける時が来るから

奪い合って生まれた時代の中
泳ぐ僕達はボーダーライン
優しさを忘れたらここへおいで
抱き締めてあげるよ 凍えないように

足跡を奪った八月の日 泣き声嗄らした九月の日
高らかに挙げたその拳は
どちらの眼にも映らぬ拳
突き刺さる悲しみ 燃え上がるオベリスク
忘れないように 消されないように
TVの向こう側

白にも黒にもならない時代を
泳ぐ僕達はボーダーライン

優しさを見付けたらここへおいで
抱き締めてあげるよ 逃げないように

確かに息をしてる時代の中
泳ぐ僕達はボーダーライン
見つめてたTVの向こう側に
踏み出せる強さがここにある


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